本コラムでは、若手向けのキャリア戦略について記載しています。
キャリアアップを考える上での基本情報を網羅しておりますので、ぜひご一読くださいませ。
キャリア戦略はなぜ必要か?
キャリア自体は長期化する一方、その方向性は20代のうちに定まってしまうという実情があります。
企業側の採用要件を踏まえると、
27-28歳:ポテンシャル採用のリミット
30歳:関連領域での経験が必要
35歳:類似領域でのスキル/実績が必要
というマイルストーンが見えてきます。
30歳の段階では、選択肢が絞られ、より深めていくことが求められていきます。
そのため、20代のうちに自身の価値観や能力に合う、長期的に働きたい領域を探し、定めることが大切になります。
何となく働き、30歳を迎えることで、知らず知らずのうちに意思決定をしているという場合も多くあります。
キャリア戦略の立て方とは?
大まかな手順として、
- 自身の価値観を知る
- 価値観に合う仕事を知る
- 具体的なキャリアプランに落とす
と整理することができます。
1と2を分けることが大切であり、
「自分に合う仕事は何だろう?」
という答えが出にくい考え方を避けることができます。
1の価値観は、誰しも必ず形成されており、正しく考えれば答えが出る一方、
2の価値観に合う仕事は、究極的には実際にやってみないとわかりませんし、考えるための情報自体がないという方が多いはずです。
会社の雰囲気や業務内容といったキャリア情報は、エージェントとの面談や採用企業の面接の中で集めていくことが効果的です。
会社やキャリアに詳しい専門家として、大きな力になってくれます。
そして、価値観の合う仕事がわかった後は、具体的なキャリアプランに落としましょう。何年間でどのような仕事をし、どのような実績を残していくか。
つい考えるのを後回しにしてしまうテーマですが、人生の中でも大きな割合を占める仕事選びとして、ぜひ一度考えていただけると幸いです。
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価値観に合うキャリアを歩むことは、自身が好きで、かつ向いている仕事を選ぶことを意味します。
朝早くから夜遅くまで、会社や上司のために一生懸命働いている方にこそ、1年目や3年目といった区切りで、自分のための時間を作って頂けると嬉しい限りです。