20代のキャリアビジョン|VIEWコラム

当メディアは20代ビジネスパーソン向けに、様々なキャリアを歩む方へのインタビュー記事を掲載しています。 記事を通して仕事や人生に関する多様な価値観に触れ、自身のキャリアメイクの参考にして頂けます。

『営業はとにかく売ってきて』リサーチファームのアシスタントが語るキャリア形成の基準

こんにちは。AIキャリアシミュレーションアプリVIEWのメディア担当の安達です。

本日は立教大学を卒業後、独立系SIerである日本ビジネスシステムズに入社し、海外トレーニーを経験された後、IT系リサーチファームへ転職された山崎さんにお話を伺ってきました。

『行動する人にチャンスは巡ってくる』と語る彼女はどのようなキャリア観をお持ちなのでしょうか。

 

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――――自己紹介をお願いします

山崎あずさと申します。

立教大学を卒業後、日本ビジネスシステムズ(以後、JBS)に入社して、現在はIT系リサーチファームで働いています。

現在は顧客と当社のアナリストの中間に位置する問合せ窓口の部署に在籍しており、顧客のご要望に対応出来る社内人材のアサインメントを行う業務を担当しています。

 

――――早速にはなりますが、どのような軸で1社目のJBSを選ばれたのでしょうか?

大学3年の時にアメリカに1年間留学中にJBSのアメリカ支社でインターンをしていたんです。

この経験があったので、元々JBSのことを知ってはいましたが、様々な業界や企業を見た上で、最終的には『人』で選びました。

 

――――元々SIerやIT業界に興味をお持ちだったのでしょうか?

正直全く興味はなかったです(笑)

ただ、アシスタントという職種軸で見た時に、JBSの『人』が凄く良かったので、と思い、入社を決めました。

 

――――なぜアシスタントという職種を選ばれたのでしょうか?

就職活動をしていた当時、自分が何をやりたいのかがよく分からなかったんです。

職種で言えば多くの友人が希望していた総合職という選択肢もありましたし、業界で言えば、大学時代にファッション系のサークルに入っていたということもあり、アパレルという選択肢もありました。

ただ当時、周囲の大人達から『やりたい事をやるのもいいが、出来る事や得意な事という軸で仕事を選ぶことも大切だ』というアドバイスを頂いたんです。

このアドバイスを受け入れて、得意な事という軸で考えると総合職やアパレルは合致しなかったんです。一方得意な事を考えた時に、アシスタントという職種がマッチしていると感じ、この職種を選択しました。

 

――――JBSではどのような業務を担当されていたのでしょうか?

ざっくり言うと営業職のアシスタントとして、本当に何でも担当しました。

見積り作成や受発注管理、その他にも案件の検収関連業務など本当に様々なことを担当しました。あとは状況に応じて営業担当が求める事をこなしていきます。

3年間このアシスタント業務に従事した後、アメリカ支社にトレーニングとして1年半派遣されました。

 

――――営業職や専門職の方がそういった海外トレーニングに参加されるイメージがあるのですが、JBSでは違うのでしょうか?

アメリカでは基本的に現地で人材確保を行っているため、あまり前例はなかったです。ただ私は海外で働きたいという気持ちがあったので、海外トレーニーの募集があった際に手を挙げたら、ありがたい事に選ばれました。

 

――――アメリカではどのような業務を担当されたのでしょうか?

アメリカではプロキュアメントという職種を担当していました。

購買関連の業務がメインでしたが、私が派遣された当時はまだアメリカ支社はあまり大きくはなかったので、通常の業務とは別に、営業アシスタントのような業務や、明確にルール化されていなかった案件管理や検収業務に関連するフローの整備など担当しました。

整備に際しては日本本社の仕組みを適用する場合もありましたが、やはり現地で使用しているシステムやそもそもの商習慣が異なるので、それらに合わせてフローを構築していきました。

その他にも経理や総務など、バックオフィス全般を担当しました。経理に関しては未経験の領域だったこともあり、自主的に夜間の学校に通って勉強していました。

本当に様々な業務を担当しましたので、セルフマネジメントは高いレベルで求められたと思います。

 

『新しいことを学ぶ』という観点で今いる環境を見る

――――海外トレーニーにも参加され、充実しているように思えますが、転職を考えられたきっかけを教えて頂けますか?

まず先に私が海外トレーニーに応募したきっかけをお話しますね。

先程お伝えした通り、入社する前から海外で働きたいという気持ちは持っていました。その上で、入社して3年間アシスタントという仕事を経験し、勿論周囲にはより高いレベルで業務を遂行する方はいたものの、ある程度の業務をこなせるようになったと考えていて、新しいことを学べる環境に身を置きたいという気持ちがあったんです。

その時に海外トレーニーの機会があったので、新しい事を学ぶ良い機会だと思い手を挙げました。

次に、転職を考えたきっかけについてお話しますね。

アメリカで一年半勤務した後に日本本社に戻ったのですが、日本にいた時に3年間経験した部署に再配属になり、勿論、アメリカでの経験を活かせるような環境を頂いたのですが、『新しいことを学ぶ』という観点で見た時に、将来が見えないと感じたんです。

そこで、日本に戻って1年勤務した後に転職しました。

 

――――「将来が見えない」というのはどういう意味なのでしょうか?

ざっくり言うと『ここにいると将来やりたいことが見つけられない』というような意味です。

 私は特に若いうちは仕事を通して何か新しいことを学ぶのはすごく重要だと考えています。

アシスタントとして様々なことを経験した結果、アシスタント職は自分にとって『出来る事・得意な事』であるのは確信できたのですが、営業アシスタントというロールそのものに疑問を覚え、転職を考え始めました。

 

私にはスペシャリティが無い

――――『アシスタントのロールに疑問』ついてもう少し詳しくお話頂けますか?

アメリカで働いたことも一つのきっかけにはなっているのですが、アメリカは複数の職種を経験する人はあまりおらず、プロフェッショナルが凄く多いんです。

自己紹介の時に自分の職種を言うくらい職種にこだわりを持っており、それを極めていくんです。大学のメジャー(専攻)も日本では就職にあまり関係しませんが、アメリカでは非常に重要なんです。

この文化の違いに触れた時に、私は色々なことをやっているけども、スペシャリティが無いことに気付き、何かの専門性を磨いていきたいと考えるようになりました。

 

――――そのような中で転職され、現在はどのような業務を担当されているのでしょうか?

今はクライアントサービス部門に属しています。

当社サービスを利用している顧客からの問合せに対して私が窓口となり、最適なリサーチデータの紹介や、アナリストをアサイメントする業務になります。

私はITインフラストラクチャとデータアナリティクスの担当として、この領域に関する問合せを対応しています。

当社サービスに関する深い知識が求められるので、JBSの時のようなアシスタントという職種ではなく、よりプレーヤーに近いポジションになります。ただ、顧客や関係する社内メンバーが安心して業務を行えるようなサポートをする、という点では、アシスタントの頃の業務に似ている立ち位置ではあると私は思っています。

 

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仕事を通して『より良い自分』になる

――――プレーヤーに近いという事について少しご説明頂けますか?

前職との違いという観点で言うと、顧客満足や売上に直接繋がるという点かと思います。

私の業務では、お客様のご要望に対応できる適切な担当者を、社内に多数いる専門職人材の中から選ぶこと求められます。

そのような中で、私が問い合わせ内容を正確に読み取れず、ご要望に応えられない、例えば質問に答えられないような担当者をアサインメントしてしまうと、そのまま顧客満足の低下に繋がってしまいます。顧客満足の低下は当社サービスを継続利用して頂けなくなる可能性も十分にありますので、売上に直結すると言っても過言ではないんです。

そういった意味で業務の非常に重要だと思っていますし、学びがとても多いので、非常にやりがいがあります。仕事を通して、多くの事を学び、より良い自分になりたいと考えています。

 

――――将来何かやりたい事や実現したい事はありますか?

社内にいる方も非常に優秀なので日々学ぶ事が沢山あるのですが、将来的には自分の担当顧客という形で、顧客をサポートするような仕事をしたいと考えています。

特定の顧客に対してサポートを行うポジションであれば、これまでの経緯や担当者のタイプなど踏まえた上で、より良いサービスが提供出来るのではと考えています

私は人から直接感謝の言葉を伝えられることにもやりがいを感じるので、そういった観点でも、特定の顧客にサービスを提供していく方が強いやりがいを感じられるのではないかと思っています。

  

――――特定の顧客を担当するという希望いつ頃からお持ちなのでしょうか?

現職で仕事をし始めてからですね。

そういった意味で考えると、この希望はJBSにいた時には考えられなかったので『何か明確にやりたいことがなければ転職をしてはいけない』という考えではなくて、『何かやりたいことを見つけるために転職をする』というのもありだと思っています。

勿論、何も考えずに転職をすると修正が効かなくなってしまうケースもあると思うので、そこはしっかりと考える必要はあるとは思います。

私は転職しなければ、やりたいことや自分の価値観に気付くことは出来ませんでしたし、転職して良かったと思っています。

 

――――なぜアシスタント職でのキャリアを希望されているのでしょうか?

これに関しては、新卒の就職活動でアシスタントを選んだというのは全く関係していなくて、これまでの経験から判断しています。

というのも、アシスタントとして色々な経験をしてきて、私は何においても本当に細かいところまで気になってしまうタイプなので、営業等の前線の職種は向いていないと思っています。

細かいところは私達のようなアシスタントに任せることで、営業の方は営業活動に専念出来ると思うので、私はその人達の少し後ろでアシストを行うポジションが合っていると考えています。

 

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学ぶことがあるから仕事はおもしろい

――――どういった軸で現職を選ばれたのでしょうか?

大きくは三つの軸があります。

一つ目はIT業界という軸です。

この業界はこれから伸びていくと考えていたことに加えてJBSでの経験を少しでも活かせれば、と考えていました。

二つ目は外資系という軸です。

先程お話しました通り、将来的には、もう一度海外も含め、キャリア経験を積みたいと考えているので、それを実現するのに現職が適していると考えていました。本質ではありませんが、現職は海外でのプレゼンスが非常に高いので、そういった意味でもこの会社で仕事をするのは非常に良い経験になると考えました。

最後は『人』という軸です。

現職は社内に優秀な方がとにかく沢山いるんです。いち営業担当者に経歴を聞くと前職で部長職に就いていた方がいるなど、勿論役職だけで判断する訳ではありませんが、実力のある方が現場に沢山いるんです。こういった方達と一緒に仕事をすること、言い換えると求められるレベルが高いハードな環境に身を置く事が良い経験になると考えました。

 

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――――VIEWをやってみていかがでしたか?

予想していなかった結果が出てきたので凄く意外な結果でした。

ただ、2位の【人材×エージェント】は友人から向いていると言われることもあるので、納得感というか、新たな発見だと感じました。

今まで考えていなかった職種が表示されると、良い意味で『自分でも出来るかな』というポジティブな気持ちになりますね。

怖がらなくていいんだ、って感じました。

 

やりたいこと基準でキャリアを描く

――――今後はどのような軸でキャリアを形成していきたいと考えていらっしゃいますか?

今後は『出来る』基準ではなくて、『やりたい』基準で考えていきたいと考えています。

JBSは今でも大好きな会社ではありますが、これまでを振り返ってみて、新卒の就職活動で『出来ること』を軸にしたことに関してはもう少し深く考えればよかったとは思っているんです。

ですので、転職活動もそうですし、これから就職をする学生の方は自分がやりたいと思っていることがあるならば、絶対にそちらに飛び込んだ方が良いと思います。

直近の転職は考えていませんが、今後やりたい事が見付かれば挑戦していきたいと思っています。加えて、個人的にはそういったやりたいことに挑戦している人をすごく尊敬していますし、心から応援したいと思っています。

 

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行動する人にチャンスは巡ってくる

――――誰かに何か伝えたいことがあればお願いします

キャリアでも何に関してでも、悩んでいる人ってたくさんいると思います。

ただ、そういった方達って立ち止まって悩むことが多いと思うんです。

ただ、私は立ち止まらずに、何かしら動いてみた方が良いと思っています。誰かと会ってみてもいいですし、本を読んでみてもいいですし…とにかく何かアクションを起こしてみるとよいと思います。

そういったアクションを起こしている人に対して、チャンスは巡ってくるものだと思っています。

 

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